サルモネラ菌
サルモネラ菌は、ネズミが保有する病原菌の一種です。
ネズミの尿やフンの中にいるサルモネラ菌というバクテリアが手などについて増殖しこれが人の口から入って増殖していきます。
チフス菌もその仲間ですが、チフス菌を除いたサルモネラ属の菌がを特に食中毒性サルモネラと呼ばれています。
その名のとおり食中毒の原因になる細菌です。
毎年100~130件、2,500~2,700名ほどの患者が報告されています。致死率の高い病気ではありませんが、腹痛・嘔吐・下痢などの急性胃腸炎などの症状があり、子どもやお年寄りなどが感染すれば重症化する可能性は高いです。
予防薬のようなものはないため、食材の十分な加熱などで防ぐしかありませんが、夜間ネズミの徘徊によって菌がばらまかれると調理済みの食品を入れる容器が汚染されて、感染につながる場合もあり、注意が必要です。
普段の生活にネズミが発生しているとなればこのような事態になる可能性が増大しますので、いち早い対策をおすすめいたします。