ツツガムシ病
ツツガムシ病はネズミに寄生するダニにリケッチアという微生物に感染しているものがあり、
そのダニ、ツツガムシに刺されることで感染する病気です。
ツツガムシのすべてが病原体を持っている訳ではなく、0.1~3%のツツガムシが病原体を持っているといわれています。。
ツツガムシは一生に一度だけ温血動物から栄養を吸い取らないとその後の成長を続けることができません。
ヒトがつつが虫病にかかるのは、病原体の持っているツツガムシが、何らかの理由でネズミには吸着せず人に吸着されたときだけです。
ネズミは直接の原因ではありませんが、ツツガ虫はネズミの体にも寄生していることが多く、ヒトにも寄生して体液を吸うため、ネズミが大量にすみついている家屋では、ヒトもツツガ虫に寄生されやすくなってしまいます。
ツツガムシ病の治療が遅れてしまうと重症となり、死亡することもあります。感染しやすい時期は、ダニの活動する春?初夏と秋?初冬の2つの時期で、最近は毎年500人程度の報告があります。
ねずみそのものが菌を持っているわけではありませんが、ねずみよって運ばれてくる病気と言えます。媒介するダニは3種類おり、そのうち0.1~3%が菌を持っていると言われています。
治療が遅れると重症となり死亡することもありますので注意が必要です。