ペストは、ねずみによってもたらされる病気の代名詞と言えるものです。
感染したねずみの血を吸ったノミが人間を刺すことで感染します。
14世紀のヨーロッパで大流行し、高い致死性を持っていたことや罹患すると皮膚が黒くなることから黒死病と呼ばれ、当時の世界人口の4億5000万人から3億5000万人にまで減少させたと言われています。
現代では衛生環境の改善で感染数も減り、また抗生物質が有効で早期に適切な治療をすれば、良好な経過で回復することができます。日本では1926年を最後に患者は報告されていません。それでも、海外ではいまだ感染例があります。
早期に治療がされないと致死率は高い危険な病気であることには変わりありません。ペストにはペスト菌の感染の仕方と症状の出方によって腺ペスト、肺ペスト、敗血症型ペスト、皮膚ペストなどの種類があり、中でも危険度が高いのは肺ペストで、適切な治療が行われないと2~3日で呼吸困難で死亡します。
ペストにはワクチンがあるので、感染を予防することが可能です。海外に出国の際に検疫所などでワクチンを接種しましょう。
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継続は力なり くじょじまん 倉本